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クラッスラの育て方・殖やし方

How to glow Crassulaceae Crassula

クラッスラ属は夏型・冬型と2分されます。ここでは夏型の育て方・増やし方についてご紹介いたします。
夏型タイプは春からの生育期を向かえ、夏に緑色にすごす仔が多く、秋からの紅葉が大変美しい品種が多くあります。
基本的には真夏・真冬に注意さえすればいたって簡単。小型種から大型種まで大変種類も豊富で形も紅葉も様々。
夏季休眠するタイプと冬季休眠タイプの2種あるので休眠期を間違うと
生育に問題が生じてきます。それさえ知れば大変容易な属種といえます。

 生育期 春から秋タイプ:春から秋に成長する品種です
休眠期 冬休眠タイプ:冬に休眠するタイプです
生育タイプ 葉を重ねるタイプ:葉を重ねながら成長する品種です幹立ちタイプ:茎を伸ばしながら大きくなる品種です
幹立ち仔タイプ:茎を伸ばしながら仔を出し大きくなる品種です群生タイプ:群生しながら殖える品種です


1年間の育て方

地域の気候によって変わりますのでおよその目安にしてください。
対象:関東地域

  水やり 日当たり 植え替え 繁殖適期 病害虫
 1月    
 2月    
 3月  
 4月  
 5月  
6月  
 7月 ×
 8月 × ×  
 9月   ○
 10月  
 11月  
 12月  ○  ○  


置き場所

基本的には南向きの日当たり・通風が良いベランダ・軒下がお奨めです。
クラッスラ属の冬季休眠タイプで斑入り種などは真夏、遮光・通風が必要です。
これらは真夏は特に直射日光に注意しましょう。
レース越しの窓際など、半日陰にて管理しましょう。それ以外は戸外での栽培をお奨めいたします。
締まった良株となります。
秋中旬〜霜の降りる前までは戸外栽培可能です。(一部の寒冷地域を除く)
強健株作りにはまた戸外での栽培をお奨めします。
長雨にあてる事は要注意しましょう。真冬、日当たりの良い室内または簡易温室で管理しましょう。

水やり

水やりは週に何回と決められるものではありません。各家庭での環境・置き場所などにより
乾き方が違うからです。
クラッスラ属の冬季休眠期は水やりを控えめにしましょう。断水ではなく、
葉がしわしわになってきたら与えてあげましょう。
植物は各々サインを出してくれます。そこがポイントです。
1回の水量は鉢底から流れ出るようにたっぷりと与えてあげましょう。
中途半端な水やりは返って植物を腐らせます。
真夏・真冬は天気の良い午前中たっぷりと与えてあげましょう。

植え替え

植え替えを怠ると用土は痩せおとり生育に乱れが出たり、様々な病気の原因や病害虫を
集める原因となります。
クラッスラ属の植え替え適期は春先・秋のどちらかの植え替えをお奨めです。
根がまわるタイプなので植え替え時は年に1回は1つ上のサイズへの鉢に入れてあげましょう。

繁殖適期

繁殖は多肉植物を育てている楽しみ方のうちの1つです
クラッスラ属の繁殖適期は春先、秋初旬がお奨めです。挿し木・葉ざしを行います。
秋初旬に行う場合は、その後保温の管理が必要となります。

病害虫

病害虫による被害は未然に防げることもあります。
早期発見・早期対処で快適な植物LIFEを送りたいものですよね。
クラッスラ属の起こり易い病気は根腐れ・黒点病・凍結があります。
長雨による黒点病は一度なるとなかなか完治できません。
植え替えの怠りによる根つまり。冬季、霜の降りるころに戸外へ出したまま、
または室内での急激な冷え込み等で凍結します。
凍結しても時に根が完全にだめになっていない場合、春中旬より新芽が出てくる場合もあります。
ワタムシによる被害は梅雨のじめじめした時期・夏季・冬季の目の届かない場所で
管理している時期に目立ちます。
また冬季、室内での管理は徒長による株の弱りも心配されます。
室内においても日照時間の確保をしたいものです。


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